次世代住宅とは?該当する4つの性能や、35万円分のポイントをもらう方法などを解説

2019年より施行された次世代住宅ポイント制度では、次世代住宅を購入した方に対して一定のポイントが与えられます。

では『次世代住宅』とは、いったいどのような住宅を指すのでしょうか?

本記事では次世代住宅に該当する4つの性能や、次世代住宅を購入するともらえるポイントについて詳しく解説します。

今後住宅の購入やリフォームを検討している方は、ぜひご覧ください。

次世代住宅とは?該当する4つの性能を徹底解説

次世代住宅とは、以下の性能の助けとなる設備が整っている住宅です。

  1. 環境
  2. 安全・安心
  3. 健康長寿・高齢者対応
  4. 子育て支援、働き方改革

上記性能について、それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.環境

環境に配慮した住宅は、次世代住宅の対象となります。

環境に配慮した住宅を簡単に説明すると『省エネ性能が高く、環境に適応した住宅』という意味です。

具体的な指標となるのは、以下の2点です。

  1. 断熱等性能等級4以上
  2. 一次エネルギー消費量等級4以上

上記のいずれかを満たしている住宅は、次世代住宅として取り扱われます。

安全・安心

安全・安心に配慮した住宅も、次世代住宅の対象です。

  1. 劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上
  2. 耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上または免震建築物

具体的には白アリ対策や鉄筋のサビ対策、給排水管およびガス管の点検や清掃・補修が容易にできるための対策、地震対策などが挙げられます。

建物の劣化や維持の対策を行い、安全安心に暮らしていける住宅が、次世代住宅の目的です。

健康長寿・高齢者対応

高齢者に対応している住宅も、次世代住宅の対象に当たります。

具体的には『高齢者等配慮対策等級3以上​​』と定められており、バリアフリー性を高め、高齢者が自宅内を安全に移動できることが重要です。

  • 高齢者の移動に伴う転倒・転落
  • 介助用車いすの使用者が基本的な生活を行える

などの配慮が行われている住宅は、次世代住宅として扱われます。

子育て支援、働き方改革

子育て支援や、働き方改革に効果のある住宅です。

家事や介護に関する負担を減らし、子育てや労働に影響が出ないようにするための仕組みが求められます。

  • ビルトイン食器洗機
  • 掃除しやすいレンジフード
  • ビルトイン自動調理対応コンロ
  • 浴室乾燥機
  • 掃除しやすいトイレ
  • 宅配ボックス

を設置した住宅が対象です。

次世代住宅を購入すると、最大35万分の『次世代住宅ポイント』が受け取れる!

次世代住宅に適応した住宅を購入すると、期間内であれば最大35万円分の『次世代住宅ポイント』が受け取れます。

次世代住宅ポイントは、消費税が10%に増税される2019年10月期付近で住宅を購入した人に与えられるもので、家電や日用品との交換が可能です。

制度の概要については以下の通りです。

対象住宅 2019年10月1日以降に引き渡される新築物件もしくはリフォーム物件
ポイントの申請期間 2019年6月3日~2020年3月31日(予算状況に応じて変動)
商品の交換期間 2019年10月1日 〜2020年6月30日
事業予算 新築:1,032億
リフォーム:268億
ポイントの上限 新築:最大35万ポイント
リフォーム:最大60万ポイント

1ポイント=1円相当として利用できるので、普通に住宅を買うよりもかなりお得です。

新生活をより良いものにするためにも、ぜひ制度を活用してみてください。

次世代住宅で、35万円相当のポイントをもらう方法を解説

次世代住宅を期間内に購入すると、新築なら最大で35万・リフォームなら60万のポイントが受け取れます。

では、どのようにすればポイントが受け取れるのか、こちらで紹介します。

新築住宅の場合

新築住宅でもらえるポイントは最大で35万ポイントで、条件は以下の通りです。

1.一定の性能を有する住宅

断熱等性能等級4又は一次エネルギー消費量等級4以上 30万ポイント/戸
劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上の性能を有する住宅
耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上の性能を有する住宅又は免震建築物
高齢者等配慮対策等級3以上の性能を有する住宅

上記よりもさらに性能が高い住宅を購入する場合は、追加で以下のポイントを受け取れます。

認定長期優良住宅 5万ポイント/戸
認定低炭素建築物 / 性能向上計画認定住宅
ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)

詳しい条件は、国土交通省が発行している『次世代住宅ポイント制度の内容について』をご確認ください。

2.耐震性のない住宅の建替

耐震性のない住宅の建替を行った場合、1戸当たり15万ポイントを申請できます。

  • 耐震性を有しない住宅を除却した者
  • 除却する者が行う分譲住宅の購入

※除却=固定資産の使用をやめる行為

3.家事負担軽減に資する設備を設置した住宅

家事負担軽減となる設備を設置した住宅は、設備に応じてポイントが手に入ります。

ビルトイン食器洗機 18,000ポイント/戸
掃除しやすいレンジフード 9,000ポイント/戸
ビルトイン自動調理対応コンロ 12,000ポイント/戸
浴室乾燥機 18,000ポイント/戸
掃除しやすいトイレ 18,000ポイント/戸
宅配ボックス 10,000ポイント/戸

 

リフォームの場合

住宅をリフォームする場合、最大で60万ポイントが手に入ります。

ただし、リフォームの場合は条件が細かく分かれており、それぞれによって上限ポイントが違うので注意しましょう。

①若者世帯あるいは子育て世帯​の場合

既存住宅購入の有無 居住要件 上限ポイント数
既存住宅を購入しリフォームを行う場合 自ら居住 60万ポイント/戸
上記以外のリフォームを行う場合 自ら居住 45万ポイント/戸

②若者・子育て世帯以外の世帯

既存住宅購入の有無 居住要件 上限ポイント数
安心R住宅を購入しリフォームを行う場合 自ら居住 45万ポイント/戸
上記以外のリフォームを行う場合
(オーナー、管理組合、再販業者等を含む)
全ての住宅 30万ポイント/戸

(参考:次世代住宅ポイント公式サイト

リフォームの内容は、以下の10種類です。

開口部の断熱改修 2,000~28,000ポイント
外壁、屋根・天井または床の断熱改修 32,000~100,000ポイント
エコ住宅設備の設置 4,000~24,000ポイント
バリアフリー改修 5,000~150,000ポイント
耐震改修 150,000ポイント
家事負担軽減に資する設備の設置 9,000~18,000ポイント
リフォーム瑕疵保険への加入 7,000ポイント/契約
インスペクションの実施 7,000ポイント
若者・子育て世帯が既存住宅を購入して行う一定規模以上のリフォーム 100,000ポイント
既存住宅購入加算 1~8のポイントを2倍

※詳しいポイント内容は、次世代住宅ポイント公式サイトをご確認ください。

まとめ:次世代住宅を購入するなら、ポイントがもらえる期間内に!

今回は次世代住宅について紹介しました。

次世代住宅の購入を検討しているのであれば、ポイントがもらえる期間内が非常にお得です。

期間内なら最大で35万円相当ポイントが手に入り、家具や家電、日用品などと交換できます。

もちろん期間を過ぎてしまうと、同じ住宅を購入したとしてもポイントは得られません。

住宅の購入には準備が必要だとは思いますが、消費税が上がってしまう今だからこそ、ぜひ制度を利用してみてください。